めぐめぐのブログ4杯目

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出版社のポリシーの無さとアンテナの低さが生んだ悲しい顛末

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あさのますみ浅野真澄)さんと言うと私的には声優業として触れる機会の多かった人で、声優としてある程度の成功をされていた時に童話等の執筆で話題なった時、その才能と努力に驚かされた記憶があります。

そんなあさのますみさんが友人の自死に関する連載コラムを始めようとした中、急にストップがかかったことで憤りを感じた書き込みが話題になっています。

私も一通り読ませて頂きました。片方だけの意見に肩入れをして発言することの危険性は理解しつつも少なくとも直前まで編集部としては綿密なやり取りをしていた訳ですから当人でなくてもそれはどうなの?と感じてしまうところです。

編集部としては「自死」と言うテーマがセンセーショナルで周りへの配慮に敏感にならざる得ないと言うのが理由らしいです。一理あるように見えますが、こういった事に敏感になる風潮は別にここ数ヶ月の話ではなく少なくとも2,3年前から少なからずあったことです。

つまり、この企画を通した時点ではアンテナが低く周りには鈍感でその後、目の当たりにした炎上騒動で敏感にならざる得なかったと考えるとお粗末と言うか出版社としての程度の低さを感じます。

あさのさんにこう言ってはなんですが連載が始まる前にストップが掛かってよかったとすら思えます。

このまま始まってもちょっと大きな声の人に批判されたら尻込みするのが目に見えていますからね。

自死に関する内容はセンセーショナルですが語られるべきテーマの一つでもあると思っています。

発信媒体としてしっかりと監修して準備をしたのですから少なくとも止めると言う選択肢を選ばず、フィクションにしようなどと言わず、発信する道を取って欲しかったです。現状の立場が厳しいならせめて延期してもっと内容を詰めるなどの選択肢もあったのではなかったのかなと思います(提案していたけれどあさのさんに否定された可能性も残っています)

今回とても残念な結果でしたが今後、原稿を引き上がることが出来、出版歴のある角川や旦那が執筆している小学館等からあらためて発表できることを切に願っております。