めぐめぐのブログ4杯目

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生活保護制度を非難する人の矛先はお門違いな事が多いと思う

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お金を持っている人が自分の未来は安泰だと思っている表れですね。人はいつ何時一文無しになるか判らないというのに。

メンタリスト某に興味は無いのですが彼の発言が他の人に影響を与えて生活保護を受けている方や支援している方の負担にならないことを切に祈りますし、メンタリスト某はどれだけ自分が影響力があるのかを考えて長期に渡るフォローをお願いしたいです。ちょっと「NPO団体に行ってきた」動画を出して終わり、と言うレベルの話では既に無くなっていますので。

生活保護の制度は昨年良く叫ばれていた「セーフティーネット」としてとても重要な役割です。コロナの為に今まで生活出来ていたものが出来なくなる、と言う現実が現在進行系で起こっています。そう考えるとこのタイミングでこういう事を言ってしまうメンタリスト某は視界が本当に狭いとも言えますね。今後、薄情薄識Youtuberという事で認識させて頂きます。

生活保護と言う制度自体はとても有用なのですが有用なシステムとして適切に稼働しているかと言うとかなり懐疑的です。

私もまだ聞き終えていないのですがゲストで呼ばれた詳しい方が説明するために国語辞書並みの手引書を持参されていたぐらいに仕組みが複雑になっているとのことです。

また良く話題にはなりますが受付そのものを渋る行政の態度がそもそも生活保護受給の妨げになっているようです。

いつも思うのですが親類縁者がいたら受けられないという仕組み(?)はおかしいなと思っています。生活保護を受ける前は大抵の人はそのための税金を払っているのにいざ頼ろうと思ったらまずは周りから援助してもらえ・・・と。取るもの取ってその時になったら自力で頑張れみたいな制度はまず改善されるべき。

悲しいことに今どきの経済状況は自分たちが生活するだけで手一杯な訳ですしそれ以前に家族から援助を受けたときの精神的苦痛は計り知れないのは容易に想像できるわけです。

今後は保護システムの明確化が必要だと思います。働いていても生活水準に届かない人はいるわけですしそういう方への補助も含めて効率的な生活水準の向上の手助けが円滑に行われる制度になっていけば社会自体が活性化すると思いますし「無駄金払っている」なんて思う人も少なくなると思うんですけどね。