めぐめぐのブログ4杯目

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原稿用紙1枚感想「Fate/Grand Order -冠位時間神殿ソロモン-」

anime.fate-go.jp

FGOのアニメシリーズは一貫してファン用アニメです。それは映像化されている物語が序、6、7そして今回の終章とアニメでの完結が不可能な点とぶっちゃけFateを冠するアニメ全般で面白い作品が少ない、動いているだけで僥倖な部分が多分にあります。

今回のソロモンも例に漏れずファン用アニメです。

ただし、FGOの第一部を終わらせている方には必見の一作に仕上がっており「数少ない面白いFate作品」といえる部分です。

第一部最終エピソードという事で一部を締めくくる総決算的な盛り上がりをきちんと映像化しているのが素晴らしい。なかなか円卓後編の宝具演出乱発の様には行かないものの多種多様のサーヴァントが美味しい場面で出てきて共闘する場面を大画面で見られるのは感涙しか言葉の例えようがありません。あ、この作品劇場で見てナンボです。多分家のTVで見てもそこまで感動度は高くないかなと思っています。

今回主人公だけどプレイヤーの分身で召喚する側という事で今まで絵面的には傍観者ポジっぽさがにじみ出てしまう藤丸立香くんがキチンと主人公をしている所が良かった。

今まで「最終的に藤丸立香が生き残ればいい」から「藤丸立香を食いつぶしてでも目的を完遂する」にシフトしている部分から彼が最前線で戦う必要があるのが最たる理由ですが、今までの旅で出会ったサーヴァントが彼のために戦場に赴き共闘する流れもあわさっているからじゃないかなと思います。

基本ジャンプ的な構図な作品なので男の子している主人公は胸滾りますね。

と、べた褒めですが実はコミックなどでは普通に男女両方とも藤丸立香はしっかり主人公をしているのでアニメスタッフが無・・・だったのはおそらく事実です。ですが、ここに来てその反省を活かせたのかなぁと思っています。

あと、ゲーティアを担当している杉田さんですが90分ある尺の中で半分近く・・・いや以上喋っています。いわば体は杉田で出来ている状態です。本当にお疲れさまでした。

という事で第一部をクリアした皆様は是非観に行きましょう。また、現在最新章までプレイしている皆様におかれましては復習と予習になりますのでもれなく観に行きましょう。