真摯に向き合わない人に失礼と言われることほど屈辱的な話も無いですが
立憲民主党の蓮舫代表代行は、新型コロナウイルス対策をめぐる菅総理大臣の答弁について「ことばが伝わらないし、国民に危機感が伝わらない。総理大臣としての自覚や責任感を、ことばで伝えようとする思いがあるのか」とただしました。
菅総理大臣は「少し失礼ではないか。去年9月に就任してから、1日も早く日本に安心を取り戻したいと必死に取り組み、できることはしてきている。ことばが通じる、通じないというのは、私に要因があるかもしれないが私自身は、精いっぱい取り組んでいる」と反論しました。
いつものことと言えばいつものことですが質問に対しての返答がちぐはぐです。
Q:危機感が伝わるような発信が出来ないのか?
A:必死に取り組んでいる
このやり取り一つとっても首相としての資質が分かるのが残念です。
一生懸命やっているでは国のトップは務まりません。施策もそうですが発信にしても国民が分かる指針を示してくれなければ先を見通した動きが取れないのはこの1年で誰もが感じることだと思います。
なのに未だにお気持ちに近い抽象的な言葉や、聞いていることに対してまったく論点の異なる回答をするなど「必死に取り組んでいるな、菅首相」とは思えないのです。
そのことに気が付かずこれからも続けるのなら周りは諭すべきですし、あえてやっているのなら即座に首相の座を明け渡すぐらいの猛省をしていただきたい。
色々な外圧、つけあげの中での公務だと思いますがそれを承知でやっているのですからまずは真摯に向き合う姿勢を取り戻して欲しいです。
いつも結論が一緒ですが、身のある国会答弁の為にも今の所そこしか求めていません。