めぐめぐのブログ4杯目

雑談メインのライフログです

カテゴリ「おっさん趣味を女子高生にやらせてみた」のさじ加減

supercub-anime.com

原作であるノベライズの方は未読なのでそちらには言及しません。全くの別物としてアニメ版について。

ガルパンゆるキャン△ヤマノススメなどのおっさん趣味を女子高生キャラが取り扱うカテゴリーはここ数年多くなってきました。

毎回なんだかんだで見ていますし、周りの趣味友達は触発されてその趣味を始めてみたりもしています。私の方はアウトドア趣味に積極的ではないので実趣味に取り入れたりはしませんでした。

このあたりのカテゴリーの良いところって「女子高生が趣味を楽しむにあたって女の子らしい表現を大いに取り込んでいる」部分だと思うんですよね。

視点の違いと言うかおっさん趣味だけど女の子でも十分楽しめるよ的な。そもそもおっさん趣味と括るのに偏見があるのかも知れませんがイメージ的には男性嗜好であるのでその趣味に女の子らしくのめり込んでいく描写はほっこりします。

で、そこから春期に放送していたスーパーカブの話になるのですが、女子高生xカブと言うお題に対して女子高生感が非常に薄い。受け取り方の問題と言われればそれまでなのは重々承知ですが男子高生にすげ替えてもまったく違和感はなかったと思います。むしろ椎だけ女子のまま、あとの二人を男性にしてしまったほうがボーイツミーガールの作品として成立しているぐらいにはバランスが悪いなぁと全話見終わってしばらくしての感想です。

アニメ版の尺の中だとそもそもの設定や、その設定上カブを趣味にすることの経済的違和感等、説明不足な部分が出ていたり終盤の最終EPに持っていくためだけの無理くりな論理展開も「あ、うん」になっているのですが、それをざっぴいても日常のやり取りが女子である必要が無いというのが正直なところです。

前述通りそのあたりは個人の受け取りなので私の感想に対しても「あ、うん」で良いと思いますがこういうジャンルで結局性別はどっちでも良いや(むしろ逆のほうがよかったんじゃね?)みたいな作風はなんか違うよねと思った次第です。これはスーパーカブに限らず思い返せば過去の作品もそういうがあったのですが、そもそもまともに見ていなかったりするので気にしていなかったのですが今回たまたま全話視聴して気がついたので綴ってみました。

ちなみに、男女逆転させてビジュアル押しするのが目的の作品も多々ございますがそれはそれ、これはこれ、とまぁ面倒くさい話でもございます。