毎年恒例のiPhoneの新機種が発表されました。
今回はシリーズ最多の4種類。その中で注目したのはminiとpro maxになります。
1.miniの着目点
miniの最大の特徴は大型化のトレンドに一石を投じた小型軽量でありながら高性能モデルの提案です。
リーク段階では小型ゆえにSoCが若干ランクダウンするのではと言う話がありましたがそこはApple、あくまで最新のチップで攻めてきました。ここ数年変わらない心臓部は横並びにするポリシーは好きです。
小さいこと以外はminiの特出すべき部分は無いのですがそれで良いのです。基本性能は押さえつつiphone6の時代まで遡り小型化した事に意義があり大型化に嫌気がさしていた我々には福音なのです。
2.MaxProの着目点
正直11までのMaxはただ画面がでかいだけが取り柄のモデルでしたが今回の12は大きいのだからもっとユニットを組み込んで特別感を出そうと言うAppleの気概を感じます。
今回はカメラに全振りされおり、Maxだけの65ミリレンズ、Maxだけのセンサーシフト手ぶれ補正を搭載しています。下手にお散歩カメラを買うならMaxの投資したほうが良いのかもしれないと思わせてくれます。
12と12Proはそれぞれバランスの取れたモデルとは思いますがそれゆえに尖が無くコスパが良いかと言えば他の2モデルには及ばないかなと思っています。今回買うなら尖った2モデルのいずれかで決まりだね(わしはiPhone11で続投です)
あと今回採用された機能について雑観を
1.MagSafe
背面にマグネットを搭載して外部ガジェットをくっつける機能ですが地味に未来を感じます。
機能説明では自宅での充電とポケット取り付けがありましたが技術的に可能ならば外部バッテリーもリリースされると考えています。12シリーズは前モデルと比較してバッテリー容量が少なく有機ELやSoCの恩恵を差し引いても稼働時間には不安点があります。
そこを1000mA程度のMagSafe対応の外部バッテリーで補えれば従来のものに比べ軽快な利用が出来るのではと思います。そうであってくれ!期待しているぞAnker
2.65mm望遠レンズ
ProMaxで初めて採用された今までより13mm望遠寄りの望遠レンズです。優先順序的には超広角よりは低いですがカメラ趣味をしていると望遠側も必要でして、より望遠寄りのレンズを採用した今回は今後を含めて楽しみです。敢えて希望するならば今後4眼まで増やして光学で100mmオーバーまで対応していただけると最高
3.LiDAR
なんに使うんだと軽視されていたLiDARでしたがここに来て爆速AFとしてとても重要なポジションをゲットしました。
説明では出てきませんでしたが瞳AFなど状況に合わせた様々なAF機能が今後期待できます。瞳AF使えたらポトレもこれでいけるんじゃね?
4.AppleProRaw
カメラ趣味の人はおそらく一番テンションが上がった機能ではないでしょうか。
今でもLightroomではDNGファイルとしてRawは撮れますがあえてProRawと名付けて専用フォーマットを用意するのですから様々な情報が内包されたファイルになることでしょう。13が出る頃には全モデル対応にしてほしい、是非!
最後に不満点
1.Lightning
ヨーロッパでは突かれていて全世界的には余計なケーブル規格として日々忌み嫌われつつあるLightningですが今年も根強く残りました。iPadちゃくちゃくとUSB-Cにシフトしているのでもう少し、だと思うのですが権利収入が美味しいんでしょうね。
今回発表されたMagSafeの権利収入が代わりになってくれれば来年には!と期待していおります
2.Face ID
と言うよりは認証方式にAir(2020)で採用された電源ボタンでの指紋認証も加えて欲しかったです。どちらか片方というのは得手不得手があるので両方希望。
と買わない私が来年、再来年の購入に向けて夢想しながらの雑感でした。MagSafeとAppleProRawは真面目にスタンダード化して欲しい。そして来年以降もminiの存続を希望します。