めぐめぐのブログ4杯目

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原稿用紙1枚感想「モンタナの目撃者」

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今週のムービーウォッチメンで同作品の批評をやっており人間ドラマの部分が面白そうという事で見てきました。

映画館は最近ちょくちょくお世話になっている秋田駅の「Atelier AL☆VE」さん。いつも殆ど人が入っていないのだけど興行的に大丈夫なのか心配になります。TOHOシネマズではやらない映画が多くて何かと重宝しそうなので頑張っていただきたい。

過去少年たちを助けられなかった森林専門の消防士と父親が請け負っていた不正賄賂暴露の件で父親を殺され自分も狙われる少年との心のふれあいと成長を描いたバディものです。

過去のトラウマに傷つき自暴自棄になっている消防士をアンジェリーナ・ジョリーが演じているのですが、冒頭の粗野な態度と少年と触れ合っていく中での強い意志と優しさを見事に演じていてそれを見るだけでこの作品は価値があるなと思います。

消防士と少年、どちらに比重が置かれているのかなぁと思いながら見ていたのですがなにげに山岳警察官の妊婦の妻が大活躍で、彼女が営んでるサバイバルのワークショップの技術を存分に生かして出演している誰よりもパワフルでした。母強し!

と言ってもやっぱり山火事の救出作業で幼い少年を見殺しにするしか無かった過去を追われている少年を助けることによって乗り越えていくドラマはお約束ですが感じ入るものがありメインであったのは間違いありません。

少年の方はちょっとメンタルがつよすぎない?と思わなくもないのですが最後に今後の不安を吐露しそれを支える消防士の姿がオチとしてスッキリした感じです。

ムービーウォッチのレビューで悪役二人組が魅力的と言っていて気にはしていたのですが言うほどでもなかったかなぁ・・・所詮殺し屋は殺し屋ってことで。