めぐめぐのブログ4杯目

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原稿用紙1枚感想「スパイラル:ソウ オールリセット」

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「SAW」は1,2作目が志向後はなんとなく見ちゃうシリーズなのですがなんだかんだでめっちゃ続いています。多分累計9作目。

前作まではジグソウことジョン・クレイマーを中心とした殺人劇の話でしたが今回からはあくまで同じ世界観であり登場人物は一新されています。

SAWがSAWであるために必要なものは

・罪の内容を連想させる器具を利用したデスゲーム

・最前列と言うキーワード

・終盤の全てのキーが組み合わさる答え合わせ映像

だと思っています。シリーズ中このあたりが蔑ろになっているものも多々ありますが大体イメージではこんな感じ。

さて、今回のスパイラルではどうだったかと言うと一応ですが全てクリアしていると思います。

そのおかげで出てきた瞬間にこいつが犯人だと分かってしまうのが悲しいところですが。犯行理由も想像の範囲内ですがジョンに近い復讐心からと言う部分でSAWの後継をなんとか保っているかなと思います。

ただ全体的に描写が明確すぎたのと見た直後だとSAWの1作目のリスペクトに終始した感が強く次回作を早く見たい!と言うほどの感想は得られませんでした。

後々犯人の行動原理を彼視点で考察すると納得行く部分ではあり酷評には至っていません。

なにはともあれ次回作ありきの終わり方で2作目のハードルを自ら上げている以上良いものを期待したいと思います。

最後に、途中で出てくる1作目を思い出させるあのシチュエーションは良かった