帰省もままならない令和3年の夏期休業、暇すぎるのでPrimeVideoで配信中の映画を見ています。今回は見た作品のちょこっと感想です。
屍人荘の殺人
どこかのサイトで肯定的な感想を見た気がしたので視聴したのです・・・が、色々酷かった。
ゾンビもの＋殺人推理ものの掛け合わせなのですがどっちも中途半端。ゾンビを沈黙させるときの描写が頭蓋骨のレントゲン写真って・・・ラストもなんでヒロインがここまで主人公に固執しているのかわからないけど謎のジャイアニズムなセリフで唐突に終わっていました。監督やる気の無さがよくわかりました
拷問男
確かに拷問シーンは作中の半分を占めるのですが主題はくだらない理由で愛娘を殺された父親の葛藤と復讐劇なので邦題のセンスが無いですね。
内容自体は未成熟な子供が関わる被害犯罪に巻き込まれる家族の苦しみと現実では厳しい報復をかなり強烈な形で表現しています。正直拷問シーンは見るに耐えられなかったので飛ばしましたが前半とラストだけで十分作品としては成り立っていますし面白（？）かったです。
新聞記者
安倍政権時に起こった数々の隠蔽や忖度と思われる事件を題材にした記者視点の映画。
真実は分からないですが状況証拠や隠蔽体質を見せられると内情はこうなのでは？と提示されても納得してしまう説得力がありました。それ故に個人の人生を人質に取って口封じをしようとするやり口の姑息さは目に余りますね。
あと面白かったのが感想が☆５、☆１に二分化していた所。こういうテーマにありがちっちゃありがちですが。まぁそういうことです。
過去船上で発生した大量死亡事件のショッキングな映像から始まる、ホラーもの。
ホラー物なんだけどあまり徹底していなくて途中で幽霊の女の子が実は良い子で彼女を通じて一連の黒幕が徐々に分かっていく掴みどころがフワッとしている作品でした。敢えて言うならどこの世界でも下っ端のノルマ達成は大変だよね・・・みたいな。人ならざるものから世知辛い世の中を垣間見た作品でした。
他にもみているので連休最終日にでもまた書いてみよう
