めぐめぐのブログ4杯目

雑談メインのライフログです

「小林さんちのメイドラゴン」のコスプレグラビアに感じる根本的な違和感

 たまたまTLで流れてきた漫画アクション編集部の説明。

今週発売されたアクションでTVアニメ放映中の「小林さんちのメイドラゴン」のトールをコスプレイヤーのえなこさんがグラビア風に扮しているということで一部避難の声があったための声明らしいです。

実際雑誌を買っていませんがどんなグラビア写真家は気になるので探してみた所えなこさんがアップされていました

 あぁ・・・、うんまぁあれだよね。グラビア写真だよねぇ・・・トールのコスでメイド服が肌率アップの魔改造か・・・こりゃ騒ぐわな・・・

と言うのが第一印象ですね。

えなこさんが商業コスプレイヤーと言う謎ポジションやマウント気味に年収の話をすることへの嫌悪感とか、なに着てもキャラじゃなくてえなこなので普通にグラビアアイドルでよくね?等、日頃思っている闇深い思いはさておき、これはお仕事であって、指定の衣装を着てポーズを取っただけなので今回のことでは彼女に特に問題はなく非難されるのはお門違いです。

職業柄そういった勢力(?)と日々戦い続けていらっしゃると思いますが。

アクション編集部にしても作者様の許可を取った上で一般の人にも楽しんでいただけるような企画をしたとの表明をされています。

だけど私は思うのですよ。いや、私は京アニ版しか見ていないので原作漫画が実はそうであったり作者様がそうであったらお門違いなのですけど

この作品の主人公の小林さんってとてもクラシックなメイド服への愛があって造詣もありますよね。トールがメイド服を着ている理由もそこにありますし時折出てくるメイド話もマニアック・・・愛があるなと感じます。

とするとですよ?アクション編集部がそれを蔑ろにした露出メイド服みたいな安直なチョイスをするのって作品に対しての配慮や敬意に欠けていると思うのですよ。さらに突っ込んで作者様に対して「あ、別にこういうメイド服にしちゃっても構わいないんだ、へぇ」と印象づけませんかね?

いえ、作者様がそういう考えで原作もそういう方向性のメイド服が出てくるなら全然良いんですけど。アニメ見る限り欠片も感じないので。

そこの所のどう思ってらっしゃるのか編集部の方に聞いてみたいところです。

 

感情に任せた結論

作品を守る立場の編集部が作品への敬意も愛も感じられない企画を立てて何も言われないと思っていたのですか?とお聞きしたいぐらいには既存読者の方向を向いていないですよね。金儲けしか考えていないのが透けて見える。

受ける方も曲がりなりにも「コスプレイヤー」を自認しているならこれを受けたらどういう反応があるかは重々承知だと思ういます。

ですがそこできた回答が「仕事だから」。受けた以上編集部と同じポジションですから表面上その返しは下策だと思います。後で不快な思いをされたくないならリスクマネージメントぐらいちゃんとしたほうが良い。

今回の件は単純にグラビア企画としたら取るに足らないと思いますが態々編集部が面倒くさいところに足を突っ込んで自ら泥沼にハマっているので擁護のしようがありません。

個人的には水着は良いんですが魔改造メイド服は作品の性質上それを編集部がやってしまっては駄目でしょ・・・と言う結論でした。