めぐめぐのブログ4杯目

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原稿用紙1枚感想「ゴジラVSコング」

godzilla-movie.jp

当初GW付近の上映予定から大きくずれ込みましたがやっと日本でも公開です。

米ではもうBDも出ているそうでどんだけ格差を喰らったのかと・・・上映格差と言えばゴジコンが日本ではこんなにも延期を食らってもあくまでも劇場だったのに対してシン・エヴァとハサウェイは早々に(日本以外で)サブスクらしいですね・・・らしいですね・・・。

 

見終わった後の実感は「東映まんがまつりだった」。

童心に返った様な清々しい気持ちになりました。

今作品はゴジラとコングに殴り合いをさせる事に特化していました。

 

作中ごちゃごちゃと人間のやり取りがありますが全て最終決戦を正当化させるためのお膳立てに過ぎず整合性や説得力についてとやかく言うのはナンセンスです。

例えばアペックスに潜入するへっぽこ三人組ですがあくまでアペックス側の状況を写すためのカメラの役割でしか無く、キャラの深堀りも必要以上はやっていません。そこを突っ込むのは作品の意図を読めていないのであって残念ながら視聴をする資格がなかったと言えるでしょう。

そんな訳で導入のサービスシーンてんこ盛りの序盤と、全てのお膳立てが終わった終盤は非常に面白く、理由づくりをしている中盤は酷くつまらないものでした。人間と雑魚モンスターとのやりとりマジいらない。(でも映画としては必要というジレンマ)

 

戦闘シーンは人によって意見が違いますが私はエヴァオマージュの海上戦よりクライマックスの市街戦推しです。

前作と比べると夜戦にも関わらずかなり見やすく作られておりまた過去のコング作品をリスペクトした動きの数々は非常に魅力的でした。

とにかく分かりやすいカメラのタイマン風景でいつまでも見ていられるものでした。

途中メカゴジラが乱入してメカゴジラVSゴジコンになりましたが協力プレイの果のモータルコンバットの究極神拳ばりのフィニッシュも良かったです。あとメカゴジの飛ばないロケットパンチもオタク後心をくすぐられましたね。

 

大画面で怪獣二体が殴り合っているのを見たい方はぜひ。あとコングの表情や仕草が可愛いのでそれを見たい方もぜひ