めぐめぐのブログ4杯目

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「五輪をやらせてくれと言えない状態」はそもそも場が出来上がっていない

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五輪関係者が言いづらい状態な理由は明白で「良い悪いのボーダーラインすら決定されていないから」に尽きます。

例えばこの段階で「こういった状態ならやるし、でなければやらない」と明確な指針が出されていればそれ元にした発言が出来ますし議論も可能です。

ですが今の状態ですと瀬古さんが訴えている「感情論」に終始ししてしまいますが今の日本に個人の感情論を許容するほどの土台がありません。結果的にリスクヘッジを取って「何言ってるの?」と言う話になってしまうのです。

また、モスクワ五輪を引き合いに出していますが感情論的には同じでしょうがその時と今回ではそれに至る理由が全く違いますし同情論としては難しい。そこを引き合いに出すのは逆効果だと思います。

同じとすればどちらも政治判断な訳でなにもかもそれのせいです。実際今回の五輪にしたってそもそも出来もしない理想を掲げて手を上げなければ今のような大混乱に巻き込まれることはありませんでした。結果論ですしいい迷惑ですが嘘で固められた東京五輪の末路としては丁度いい着地点だったとすら思えます。

どちらにしろお気持ちだけでは到底承認しかねぬ状態です。今回ば言論弾圧では無く議論する場が出来上がっていない為と考えています。