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Fukushima50を見る時のさじ加減が難しい

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先日金ローで放映されていたので私も視聴しましたが作者が若干「あぁ・・・」な人という事もあってしっかりノンフィクションを語ったフィクションのラインで見ることが出来ましたがTwitter上では敢えて煽っている人も含め「民主党許すべし」な発言が散見されていました。

実話を元にした物語と謳ってはいますが当然ながら鵜呑みにしてくる視聴者層もいますよね。

そう考えるとはたして311のタイミングでこの作品を放送してよかったのかも懐疑的になってきます。

事故が発生してからの館内の緊迫感やパニック具合は実際のものとは異なるとは思いますが当時如何に大変だったかが見て取れてその点に於いては一度は見ておいたほうが良い作品なのだとは思いますがフィクションなのに事実だと思ってしまう層がいる以上扱いは慎重になって然るべきなのかなと思いました。

そもそも原作はともかく映像化する時に発言や表現に対してもっと事実により寄せた監修をするべきだったのでは思います。特に首相の発言や表現はやりすぎじゃないかと。

原作にくれべどのくらい映画オリジナル部分があったのかはわかりませんが見ていて過度な誇張はあちこちで感じました。

311を題材にして真摯に向き合う映像を作るのなら「原案:Fukushima50」で作者の思惑過多な部分は大きく変えても良い題材だとは思います。

どちらにしろこういった題材で作者の思惑が大きく反映している部分まで映像化してしまうのはあまり感心しませんね、という話でした。