ホワイトアウト(英語: whiteout)は、雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となる現象
本日、だいたいWikipediaさんの仰るような状況になったのでお知らせします。
とある山沿いのお客さんのところで一仕事終わり街に帰ろうと思いましたところ
暴風雪いらっしゃーい
な状態でした。
出るときから認識用のポール(蛍光色のシールが巻かれている棒)が無ければどこで曲がれば良いのかわからない状態でしたがそれでも集落の道路を走っている間はよかったんです。ほら家とか塀とか「色がついている立体物」があるから。
やばかったのは大きな道に出てからですね。
まわりは田んぼと道のみ、手前から襲いかかる雪、地面の雪も風で飛んでいる状態で目測視界深度20メートルといったところですか。
こうなると真っ白と真っ黒が渾然一体となった「ニア」無な状態。
オーバーですが車で走っていると感覚的には前に何もないよコエーな状態です。
横に止めてやり過ごすことも考えましたが下手に止めて後続車に突っ込まれる危険性がかなりある・・・ので20キロ台で前かがみになりながら走りました。
こんな時、心強いのがナビ画面ですね。
視界が白いのでどこまで道路が真っ直ぐなのか曲がり角なのかを確認するのにナビはとても参考になりました。
気分は昔見たアニメ「サイバーフォーミュラ」の電脳レース(実画面ではなくバーチャルなコース画面を手がかりに走るというイミフなレース)の気分。
対向車も少なく安全運転に心がけたので無事街まで戻りましたが暴風雪のときは田舎道路というか広めの道は走らないのが正解と身にしみました。
みなさんもお気をつけて