めぐめぐのブログ4杯目

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原稿用紙一枚感想「パラサイト」

www.parasite-mv.jp

Netflixで見られるようになっていたのと地上波放送をすっかり忘れていたのと豪雪で身動きできない3連休の最中、やっとの視聴。

作品としてのハードルが上がりすぎていて普通に見ていてれば多分絶賛の部類だというのは見終わって理解はしているのですが感情的には面白かったにとどまってしまったのがとても残念(自分に対して)。

 

ジャンルとしては多岐にわたっているのにバランスや分配の仕方が巧みで作品を通して各ジャンルを楽しめる作りなのは評判どおり凄いと思いました。

また見終わった後に考察サイトを何本か見ましたが言われてみれば確かにそうだし見返したらかなり納得が行く内容があって見終わった後でも楽しめる作りになっているのは好感が持てました。じゃぁ、わざわざそのシーンを見直したくなるかと言うと相違わけじゃないんですよね。

韓国社会の現状を前もって理解しているとかなりはまれる要素を含んでいるのですが逆に言うと知識なしに見だすと文化の違いを日本に差し替えて見てしまうので感情移入がそこまで出来なかったり不可解な部分が自然と出てきてしまいそこで若干覚めてしまっているのかなと思います。

私みたいにあまり深読みをしながら映画を見ることが無い人間にはちょっと要素がてんこ盛り過ぎて作品の何割かしか楽しめなかったのかなと思います。

本来は考察サイトを読み込んで見直す事が出来れば評価は変わってくるとは思うのですが多分やらないでしょうね。

透明人間ぐらいの課題(情報量ではない)だと作品を見ている中で理解が深まるのでそういった程度が私には合うのかなと思い返す作品でした。