先日タムロンの70-180mm/f2.8をドナドナして2本新たにレンズを手に入れましたがこれはそのうちの1本です。
レンズの種類としては超広角レンズと言う撮影画角が広いものになります。撮影範囲としてはiPhone11以降で利用されている広角側のレンズとほぼ一緒(あちらは13mm)です。
利用用途は感性の赴くままですが極端な角度(下からの煽りや極端な遠近感を表現)の撮影で威力を発揮する他、近づいたり遠ざかったりしてもどうしようもない被写体の時、特に天体撮影で好まれます。
こちらは同じSamyangの14mmで天体撮影をされた方のレビュー記事です。
今回手に入れたレンズは同じ14mmですがそのレンズを一部改良した二代目になり9月に発売されたばかりの新機種になります。
大きな特徴として通常14mmだと15万以上はしますがこれは5万前後と言う破格で手に入れることが出来ます。
流石に15万クラスと同じというわけには行かず、電子接点なしのMFだったり、端の歪みが大きい為、使い方を考える必要がありますがそれを差し引いても使ってみる価値はあるレンズとなっています。
私の購入理由は現在所有している20mmでは広域風景を撮りたい時に物足りなさを感じたためで、5万程度でフルサイズのレンズが手に入るならまぁ良いかなと思ったためです。
レンズの評価も初代のものですが確認しました。人によっては厳しい意見も見られますが値段以上の評価と感じます。
使ってみて
開放はF2.8ですがマニュアルであることと端の解像を出すためにF8あたりが良いという感想を見てF8固定で撮影をしてみます。
マニュアルなのでカメラのピント併せをアシストする機能(ピント部分に色がつく)を手がかりに撮影するスタイルになります。全体像の状態のピントに頼るとフォーカスがかなり甘くなるので都度アップにして追い込む必要はありますが、このレンズの使い方が腰を据えての撮影なのでルーチーンを覚えれば気にならないですね。
撮影に端ギリギリまで使うと歪みが大きいのでそういう意図で撮影する時以外は端の部分は少し余裕を取って現像ソフトでトリミングするほうが綺麗に撮れるかなと思いました。
どうするかは今後利用する中で決めていきたいと思います。
写真
近くの神社で撮影をしてみました。本日は雪が一日降っていてハードな環境でしたが意外とサクサク撮れました。レンズが出目金なので都度キャップをするクセはつけないといけないかな。転倒したらアウトですから。
超広角の特徴の一つは奥行き感を感じる写真になることだと思います。
手前に被写体を置いて奥行き感を強調するのも得意です。
センスが要求される手法なので勉強が必要です。あまり端に持っていかなければ被写体の歪みもほとんど無くて良い感じです。
手前と奥の被写体を一つに収めるのも得意ですね。ちょっと端の被写体が歪み気味なので余裕を持って撮影して少しトリミングしたほうが纏まりが良いかも知れません。
下から煽りつつ奥の本殿も写せる懐の広さが超広角の良いところ。通常の撮影レンジでは撮れないものが撮れるのでピーキーな角度でついつい撮りたくなります。
こんなシーズンなのでいつ本命の天体撮影が出来るかわかりませんが海岸や港に行って広さを実感できる写真を近々取りに行きたいと思います。
現在の満足度
お値段以上ニトリ状態で暫く使っていきたい