めぐめぐのブログ4杯目

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原稿用紙一枚感想 「Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット 前篇」

anime.fate-go.jp

FGO 第一部六章に当たる同名のシナリオを前後編に掛けて劇場アニメ化したもので、もちろん一見さんのためには作られていないファンムービーです。

FGOをプレイ中の私も当時はとあるイベントをプレイするための条件クリアのために急遽プレイしたためにぼんやりとしか覚えていない中での視聴ですのでここが違うと言うディープなコメントは有りません、あしからず。

 

見終わって感じたこの作品の意義は以下の3点

・テキストと止め絵だけで表現された数々がアニメーションで蘇るファンへの恩返し

・プレイしたけどすっかり忘れているまたはスキップした人(私)の為のダイジェストムービー

・第二部六章が円卓がらみなのでプレイしたときに盛り上がれるようにするための仕込み

 

TV用に制作された七章でも思いましたがあまり一本の作品として成立させようという気概は感じられずあくまでもファンサービスや振り返り用素材の立ち位置じゃないかと思います。もちろん褒めていません。

とは言えテキストでしか表現されていなかったものが動いた映像作品として世に出るのはアニメーションと言う点から見ると一定の価値は見いだせると思います。

 

そう考えた時、「TVA換算で10話にも満たない尺しか無い前後編構成」「シナリオが破綻しない程度に淡々と進めていくストーリー全般」「一度プレイしているから分かるよね?と訴えかける最低限しか与えられない各種情報」も納得が行くところです。

ガチで映画を作るつもりだったとは言わないですよね?ね?

 

そんなわけでFGOをそこそこプレイしている私としては各キャラクターが動いて喋って、なんか良い感じに戦闘シーンが大画面で見られたので悪くはなかったです。

ちょっと思った以上に詰め込み過ぎな気がしますがシナリオ配分的には後編のクライマックスに尺を使ってやれるようにするつもりかな?と思いました。それでも多分駆け足でしょうけど。

とは言え後編もマシュのあれや獅子王のこれや(全部うろ覚え)が見たいので行くと思います。そして後編上映のタイミングで六章解禁だったらそういうことだと思うことにします。