めぐめぐのブログ4杯目

雑談メインのライフログです

途中で興味を失ったとあるSNS漫画のその理由

個人の価値基準は色々なので時として大変なことになると言う話
軽く書こうと思ったらいつもより長くなった

SNS上で「幼少の頃男だと思っていた親友が数年ぶりに再会したら実は可愛い女の子でした」系ラブコメを発表されていた方がいて、こう言った作品は好きなので更新を毎回楽しみにしていました。

物語は進み友達関係から恋人関係にステップが進んで今後の展開に期待をしていました。

「そういった流れ」に含みも入れつつ、とある更新での展開は「妊娠」でした。

設定が高校生カップルなので初めは勘違いでしたちゃんちゃんなのかと思っていましたがそんな事もなく出産に向けて話が加速度的に進んでいく様を見て急激に興味を失った私はそこで追いかける事をやめました。

それから数ヶ月が経過し、その後非難や中傷のリプライが飛び交って一時期荒れていた事を知りました。

更新は途中で止まっていましたが同人誌として完結しており着地はされたようです。

今回のことを抜きにもともとラストを知りたい方は買ってねと言う形だった模様。

 

批判と非難の境目は難しいですが、書き手に対して過剰なディスりは論外です。

言わなくても大体の人は分かっていると思いますが、一応書いておきます。誹謗中傷はヨクナイ!

 

学生ラブコメ(非恋愛ドラマ)は狭い世界観の中での言ってしまえば「ごっこ」の範疇を超えないから面白いのだと思うし無責任なやり取りがあっても許容されるのだと思います。

読んでいた作品は1話あたり数コマに萌というシチュエーションを特化させることで成立しているので、SNS漫画の得意とする妄想の余地を大いに活用している形になります。

そこへ急に「妊娠しました」と言う学生二人の間だけでは到底済まされない出来事が放り込まれます。ですが安易に想像できるやり取りはすべて無視し、どんどんお腹が大きくなってくるヒロインが幸せそうにしている描写のみがある姿はこの世界観を作者自身が崩壊させているように私には見えました。

この世界観を許容できるかどうかは人それぞれですから当然その展開でご飯三杯いける人もいると思います。

私が駄目だったのはここから導き出される妄想の余地が許容範囲を逸脱しており、無理やり道筋を想定は出来てもそれは作品として楽しめないものだったからだと思います。批判が多かったのは同じように許容できない人がそれだけいたということでしょう。

多くの人は家族を作ることに社会的な責任が伴うことを知っています。この作品でもそこを丁寧に描けていれば違ったのかも知れませんが、作者にとってそれはどうでも良いことだったのでしょう。だから私は途中で醒めてしまいました。

もしかしたら同人誌を読めば私の思いは杞憂に終わっているのかも知れませんがわざわざ買う程の熱量は当然ながら有りません。

最後まで見定めての評価ではないので作品名は伏せていますがモヤモヤしたのここに書いた次第です。